Wooden Plate
Sweden / 18-19c
スウェーデンで陶磁器が出てくる以前はこういった木皿で食事をしていました。
現地の野外博物館を訪れると、当時の暮らしを再現した木造の家の中にこれらの木皿がテーブルに積まれていたり、キャビネットに立てかけられています。
古いフォークやナイフによってできた無数のカトラリー傷が美しいです。
裏面には持ち主の家の刻印が入っており、この刻印はその家々ですべて異なるようです。
静かに佇むその姿が当時の素朴な庶民の暮らしを想わせます。
リムの膨らみやこのフォルムがスウェーデンらしい木皿ですね。
手に馴染む優しい質感は長い年月でしか生み出せないものです。
裏面や縁に傷がありますが、年代を考えると良い状態のアンティークです。
※パソコンやスマートフォンのモニター環境により色味に若干違いがあるかと思います。
径:19cm前後
↑ ↓ 縁や裏面に傷があります