23.9.17

CUTTING BOARD


CUTTING BOARD / SWEDEN

19世紀のスウェーデンのカッティングボード。
写真ではなかなか伝わりにくいですが、釉薬に注目です。

スウェーデンではグスタフスベリなどの1900年代前半ごろの陶器のカッティングボードをたまに見かけますが、それらとは違い、こちらは釉薬がトロッとした質感です。
まるでフランスのムスティエ窯などの陶器のような釉薬です。
刻印などは残っていないので窯は不明ですが、かなり珍しいと思います。

古いカッティングボードは小さめのものが多いなか、こちらは中サイズの良いサイズです。
穴が開いているので、昔は壁に掛けていたのでしょう。

画像のように果実を食卓でカットしたり、チーズなどをワインと楽しむのも良いですね。

欠けや釉薬ヒビがありますが、それがとても良い雰囲気を出しています。

サイズ:19cm−36.5cm
厚さ:1.5cm