5.6.25

FISH MARK GLASS JAR


FISH MARK

GLASS JAR

FINLAND

冬の厳しいフィンランドにとって保存食はきっと欠かせないものだったのだと思います。
今は冷蔵庫がありますが、当時はガラスの保存瓶に色々なものをストックして冬を乗り越えていたのでしょう。

そういった古いガラス保存瓶のほとんどは缶の蓋だったり、ガラスの蓋を金具で密閉するものが多いのですが、こちらは紙製の蓋が付いたガラス容器です。
ムイックのような小魚の保存食だったのでしょうか?
魚のマークや、フィンランド語とスウェーデン語の両方が入った文字のデザインが好みです。

紙製ということからも結構古いものではないかと推測します。
ボディのガラスは型吹きのプレスガラスで、古手の気泡やガラスのムラなどが見られます。
カルフラやリーヒマキあたりの製造のような厚みのあるガラスです。

※紙製の蓋がオリジナルでは無い可能性もございますが、蓋の横に入ったスジがかなりボディのガラスのスジと合っているので、おそらくオリジナルかと推測します。
(正確に気にされる方はお控えください)

紙製の蓋ということからも食材の保存には向きませんが、オブジェとして、あるいは飴など容器として使っても良さそうです。

※魚の保存食が入っていたと思われますが、古手だからか特にひどい生臭いような匂いがする感じでもありません。
気にされる方はお控えください。

画像のように、ガラスの縁に欠け、ガラスの汚れ、気泡、ガラスのムラの膨らみ、傷、シミや汚れなどございます。
紙蓋の構造上、少し上部がカタカタします。
画像にて状態をよくご確認ください。

※撮影時の光の当たり具合や、ご覧になっているモニター環境によって色味に違いがあるかと思います。

蓋の径:9.5cm程度
ボディのガラスの径:11cm程度
高さ:5.7cm程度











































↑ 紙蓋の構造上、上部を側面にはめ込んでいる感じなので、少し上部がカタカタします









↑ 縁に欠けがあります




↓ ガラスに汚れがあります







↑ ↓ 製造時のガラスのムラや膨らみがあります



↑ 製造時の気泡があります


↑ ↓ 汚れがあります





↑ ↓ 製造時のものかもしれませんが、傷があります



↑ ↓ 底部には擦れ傷や小傷があります