Chair
Finland
フィンランド・ポフヤンマー地方で見つけた古手の椅子。
正確な年代判別は難しいですが1700ー1800年代のものだと思います。
北欧の古い木のものに用いられるハート型のモチーフや装飾が施され、年代を経て枯れた質感になった雰囲気がとても好みです。
座面や背もたれにはフレーム部分と異なる木材が使われているようです。
座面の表面は他に比べて色味も馴染んできていますが、座面の裏面を見るとフレーム部に比べると少し新しいようにも見えます。異なる材木を使用しているからとも考えられますが、この椅子の歴史の中頃に座面を交換している可能性もございます。ただ座面を留めている鉄釘はかなり古そうですので、交換していないとも考えられます。
フレームには鉄釘ではなく木釘が使用されているようですので、その点からもかなり古手の椅子です。座面には反りがあり、隙間がございます。
かなり古手の椅子ですので所々にダメージ、ペンキ跡がございます。
画像にてご確認ください。
W 37.5cm
D 38cm
H 71.5cm
座面までの高さ 41.5cm
↓ 正面
↓ 右側
↑ 左手前の脚が少し外へ曲がって取り付けられています
↑ 割れがあります
↓ 背面
↑ 座面が反って隙間が空いています
↑ 座面が反って隙間が空いています