19.6.19

ARABIA CASSEROLE


ARABIA 

CASSEROLE

FINLAND

とても珍しいアラビア1960年代の陶磁器製の鍋を見つけました。
フィネルの琺瑯の鍋や、木の持ち手が付いたサルパネヴァの鍋は見かけることはありますが、これは初めて。

白というのがまた良く、あまり使われていなかったのか綺麗な状態です。

おそらく当時はオーヴンなどに入れて使用する鍋だったのだと推測しますが、実際に使用したことはないため、オーヴンなど実際に火にかける際はお客様の自己判断となりますのでご注意ください。

金属製の調理用の鍋から移し替えるのは少し手間が掛かりますが、3−4人用の煮込み料理などを入れて食卓に出すと、とても素敵だと思います。
蓋にはレードルをさせるように穴が空いているので食卓でもまた注ぐ際に便利だと思います。
(蓋の穴の部分は敢えて径が若干小さくなるような設計がされています)

また作り置きの料理のストックや、調理過程の冷ます際にも使えるかと思います。

画像のように蓋に貫入・製造時の釉薬が垂れたムラの跡・目跡・蓋のツマミの根本に製造時からの穴がございますが、あまり使われていなかったのか大きなダメージ無く良い状態のヴィンテージです。
画像にてご確認ください。

径:20cm
(持ち手含まず)
高さ:17cmほど
(蓋を含む)






↑ ↓ 蓋の穴の部分に向かうにつれて径が小さくなくような設計になっています












↑ 貫入が入っています


↑ 製造時からの穴が空いています。釉薬のムラで空いたのか定かではありませんが、使用には問題ないと思います。




↑光の加減で分かる程度ですが、 釉薬の液垂れのようなムラがございます


↑ 釉薬のムラがスジのようになっています


↑ 製造時の三点目跡がございます






↑ 縁にシミがございます








↑ 貫入が入っています